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カバの特徴をもう少し詳しく解説したい

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こんにちは、子供のころから東武動物公園に定期的に通っているアラサー主婦のみみたろです

今回は動物の専門学校を卒業している私が、カバの特徴について少し詳しく解説したいなと思ってこの記事を書きました

カバは少し特殊な特徴がある動物なので、どんな動物なのか気になる方はぜひ最後までみてくれると嬉しいです

この記事でわかること
  • カバの身体の特徴
  • 絶滅危惧種になってしまった理由
  • カバが普段食べる食べ物
おしながき

カバの特徴

カバの特徴
  • 体長が3.5~4メートルで体重2~3トン
  • 日中は水中・夜は陸で草を食べて過ごす
  • 一般的な動物にある体毛がカバにはない

体長が3.5~4メートルで体重2~3トン

カバの特徴の1つ目は、体長が3.5~4メートルで体重2~3トンと身体が大きいところです

カバは草をメインに食べる草食動物なのですが、身体が大きく進化した理由は敵から身を守るためです

肉食動物は狩りが成功する確率が高そうな動物を狙おうとするので、身体が大きくて力の強いカバは肉食動物には狙われにくいです

また体温調節はもちろんですが身を守るために水中で長い時間を過ごすのですが、身体を厚い皮膚と脂肪で覆われていることで水中で体温を奪われることを防いでいます

日中は水中・夜は陸で草を食べて過ごす

カバの特徴の2つ目は、日中は水中で過ごして夜は陸で草を食べて過ごすことです

上でもお話しましたが、草をメインに食べているけど身体の大きいカバは夜行性です

体温調整と休んでいるときに身を守るために、日中は水中で基本的に過ごしています

潜水することが得意で、約6分ほどは水中に潜ったままでも大丈夫なのがカバの特技ですね

夜の間に草を食べに陸を移動しますが、暑くなる前には水中に戻ろうとします

水辺に戻るときに迷子にならないために、移動する道端にうんちを落としながら移動します

こうすることで迷子にもならなくて、安心なんですね

一般的な動物にある体毛がカバにはない

カバの特徴の3つ目は、一般的な動物にはある体毛がカバには無いところです

陸上で生活している動物のほとんどは身体に体毛が生えているのがほとんどだと思うのですが、実はカバには体毛がありません

カバに体毛が生えていない理由は、水中と陸上ともに暮らすからというのが理由にあげられるでしょう

水中で動きやすくするために体毛が生えておらず、尚且つ水中から陸に上がったときに体毛が水分を含んで身体が重くならないようにするためですね

体毛は普通、紫外線などで皮膚が乾燥しないために生えているのですが体毛が生えていないカバは乾燥をどうやって予防しているのでしょうか?

カバの汗が赤いといわれる正体

カバの汗は赤色をしているなんて話を1度は聞いたことがあるでしょうか?

じつはカバは汗をかかずに水中で過ごして体温調節をすることがカバの特徴なのですが、赤色の汗と言われているものの正体は何なんでしょうか?

別名「血の汗」と呼ばれているものの正体は、紫外線などから皮膚を保護するための油を含んだ分泌物です

血の汗と呼ばれていますが血液とは関係はなく、油が酸化することで最初は透明に近い色だけど赤や茶色に色が変化していくんですね

詳しくはカバの赤色の汗の不思議についての記事を書いていますので、こちらの記事を興味があるかたは確認してみてください

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カバが野生化でどうして絶滅危惧種になったのか

カバは野生化では激減してしまっている影響から、絶滅危惧種になっています

野生化のカバが減少してしまった理由は、基本的に人間が生活を豊かにしたことによる弊害が原因で大きな理由が3つあります

それでは1つずつ、絶滅危惧種になってしまった理由を紹介していきたいと思います

カバが絶滅危惧種になってしまった理由
  • 地球温暖化が進行してしまっているから
  • 野生化のカバが乱獲されてしまったから
  • カバが生息できる環境が減少してしまったから

二酸化炭素が増加して地球温暖化してしまったから

カバが絶滅危惧種になってしまった1つ目の理由は、二酸化炭素が増加してしまった影響で地球温暖化が進行してしまっているからです

人間が化石燃料を大量に使用したことが理由で、温室効果ガス濃度が高まり熱の吸収が増えて地球温暖化の理由になってしまいました

また森林伐採も影響して、二酸化炭素の吸収量が減少してしまったことも理由の1つと言われています

野生のカバが乱獲されてしまたから

カバが絶滅危惧種になってしまった2つ目の理由は、野生化で暮らすカバが乱獲されてしまったからです

カバの犬歯は象牙の代用を目的に乱獲をされてしまいまいた

その乱獲が影響で、カバの生息数が急激に減少してしまったと言われています

現在は乱獲をすることは無くなったようですが、密漁はされているみたいです

カバの生息域が減少してしまったから

カバが絶滅危惧種になってしまった3つ目の理由は、カバが開発の影響で生息できる環境が減少してしまったからです

カバが暮らす地域はアフリカなのですが、アフリカが開発された影響で水辺と陸地が揃った環境が減少してしまいました

結果、現在は水辺と陸地が揃っている環境がアフリカ南部だけになってしまいました

東武動物公園のカバが普段食べている食事

さて東武動物公園でくらしているカバが普段食べている食事はどんなものを食べているのでしょうか?

カバのバックヤードのYouTubeや普段の食事を確認する限り、基本的にはチモシーという牧草を与えていると考えられます

またカバのイベントのときに与えているものは草を圧縮したペレットですね

そのほかにも、誕生日などのイベントのときにはおからなどで出来ているケーキを与えているため

毎日ではないと思うけど、嗜好品としておからや野菜・フルーツを与えているんだと考えられます

チモシー

東武動物公園のカバが普段メインに食べているもの1つ目は、チモシーです

チモシーはイネ科の牧草で草食動物が普段メインで食べている牧草です

我が家もウサギさんが住んでいるので、チモシーはとても馴染みのある牧草です

ペレット

東武動物公園のカバが普段メインに食べているもの2つ目は、ペレットです

草食動物用にできているペレットという草を圧縮して固形にしたものですね

ペレットは咀嚼時間を延長することに期待することができることや、中を空洞にして病気のときに投薬をするのにも使用することができます

イベントで食べてることがあるもの

カバの特徴についてまとめ

今回の記事ではカバの特徴を、動物の専門学校を卒業したわたしが少しわかりやすくお伝えしたいと思って少しだけ詳しくまとめてみました

カバは草食動物ですが身体が大きくて力の強く進化したので、肉食動物に狙われにくいです

しかし野生化のカバが絶滅危惧種になってしまった理由は、乱獲されてしまったり、カバが生息できる環境は減少してしまったからです

カバが野生化で絶滅しないためにも、少しでも環境に良い生活をできる限り個人でも意識して行動していきたいですね

カバの特徴についてまとめ
  • カバは草食動物だけど敵から自身を守るために身体が大きく進化した
  • 絶滅危惧種になった理由は、人間の生活が豊かにした弊害
  • 飼育下のカバはチモシーやペレットを食べている

草食動物だけど敵から自身を守るために身体が大きく進化した

動物園で観るカバは比較的おっとりとしていることが多いと思いますが、夜行性なのでお客さんとして観る昼間はカバが眠い時間なんですね

しかし実際は身体が大きいだけではなく力が強く進化してきたので、肉食動物からも狙われにくいんですよ

また身体が大きいおかげで水中で長時間過ごしているときに体温を奪われないために、厚い皮膚と脂肪も蓄えています

絶滅危惧種になった理由は人間の生活が豊かにした弊害

カバは身体が大きくて肉食動物にも狙われにくいのに、野生化では絶滅危惧種になってしまっています

その理由は、人間が生活を豊かにしようとした弊害と乱獲をしてしまたった結果なんです

野生のカバは水辺と陸地が揃った環境でないと暮らすことができないのですが、現在はカバが暮らすことができる環境はアフリカ南部だけになってしまいました

これ以上、野生化のカバが暮らすことができる環境が減少しないためにもまずは1人1人が環境に優しい生活を改めて考えてみることが良いですね

飼育下のカバはチモシーやペレットを食べている

東武動物公園では2025年2月現在2頭のカバが暮らしていますが、基本的には牧草のチモシーと草を圧縮して作られたペレットを食べています

ほかにもイベントのときには、スイカなどを食べていることもありますね

東武動物公園のカバも繁殖がうまくできて、また新しい命が生まれることを心から願っております

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おしながき